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「Hands-Free Travel(手ぶら観光)」とは?

「Hands-Free Travel(手ぶら観光)」とは、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて国土交通省が推進する訪日観光客向けの手荷物預かり・宅配運送サービスのことです。2年前より物流、旅行、宿泊施設などの団体・機関とともに進めており、全国にサービス拠点が広がりつつあります。

日本に訪れる外国人観光客の多くは、団体旅行などのツアー客だけでなく、自由に行き先を選定し旅行を楽しむ個人旅行が増えています。観光先、宿泊先などを自分たちで自由に設定し、買物を楽しんだり、飲食を楽しんだりできる反面、スーツケースなどの大きな荷物、買物をしたたくさんの荷物を持ち歩いての移動は大変です。その負担をなくし、手ぶらで観光することができれば、訪日外国人旅行者の利便性が向上し、行動範囲を広げたり、より多くの観光スポット、体験、買物、飲食などを楽しむことができます。

「Hands-Free Travel」のサービス内容

「Hands-Free Travel」の主なサービスは、3つあります。

①手荷物一時預かり(Temporary storage)

②当日配送(Same-day delivery)

③翌日以降配送(Delivery from the following day onward)

空港(Airport)、ホテル(Hotel)、駅(Train station)、商業施設(Shopping facility)などに設置された専用のサービスカウンターにて手続きを行い、サービスを受けることができます。価格は1,000円〜2,000円程度です。

例えば、下記のようなニーズが多いようです。

・空港(到着)→宿泊先への当日配送
・宿泊先→空港(帰り)への当日配送
・宿泊先→次の宿泊先への当日配送
・土産物など/宿泊先・買物先→空港(帰り)への翌日以降配送
・買物した大きな荷物を駅・商業施設にて一時預かり

しかし、まだまだ認知度が低く、実際に利用されている旅行者は少ないようです。国交省が一昨年実施したアンケート調査によると、サービスを知らない旅行者がほとんどで、荷物を預けることに対して遅延や破損などの不安もあるようです。また、カウンターの場所が分かりにくかったり、事前予約が必要な場合もあり手続きがややこしいと感じたり、価格が高いと感じたり、荷物の補償内容に関してわかりづらいなど、初めて利用する際には抵抗があるようです。

サービス拠点はどこにあるの?

佐川急便では、東京駅、東京スカイツリー、浅草雷門などのサービス拠点をはじめ、ホテル即日配送など「東京手ぶら観光」のサービスを拡充しています。
「東京手ぶら観光のススメ」
http://www.sagawa-exp.co.jp/ttk/

ヤマト運輸でも、銀座、横浜、長野、金沢、京都祇園、嵐山、奈良、難波、尾道などの主要駅や中部空港など、「手ぶら観光」のサービス拠点が広がっています。
「ヤマト運輸手ぶら観光専用ページ」
http://www.kuronekoyamato.co.jp/hands-freetravel/index.html

いずれのサービスも訪日観光客だけでなく誰でも利用できるサービスなので、覚えておくと便利です。

下記専用サイトに、全国に設置されている国土交通省認定の「Hands-Free Travel Counters」のリストが掲載されていますので、ご参照ください。
http://www.jnto.go.jp/hands-free-travel/

 

大阪駅でも佐川急便による手荷物一時預かりサービスが実施されていました。国交省の「手ぶら観光」認定マークは見受けられず、簡易な受付カウンターが設けられていたので、試験的にニーズをチェックしている段階なのかもしれません。英語、中国語、韓国語による案内表記。11:00〜20:00までの間で価格は700円でした。大きなスーツケースを預ける旅行客の様子が時々見受けられました。

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