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なぜ岐阜県にイスラエル人観光客が増えている?

久しぶりの投稿となってしまいましたが、
引き続き地方のインバウンド対策について掲載していきたいと思います。

今回は、岐阜にクローズアップ!

岐阜県と言えば白川郷の合掌造りをはじめ、古い町並みや朝市、
昔ながらの日本の風景を楽しめる観光地でもあります。

そんな岐阜県をはじめ、周辺地域でイスラエル人観光客が増えているというのです。
昨年2015年に岐阜県高山市に宿泊したイスラエル人は、
前年より3割増しの7324人。
外国人観光客の出身国、地域別のシェアでは、
台湾、タイに続いて第3位というから驚きです(2016/5/9日経新聞より)。

では、なぜ岐阜県にイスラエル人観光客が増えているのでしょう。

岐阜県八百津町は、第2次世界大戦中に日本の査証(ビザ)を発給し
多くのユダヤ人を救った外交官、杉原千畝氏の出身地であり、
杉原氏の生誕100年を記念して15年前にその記念館が開設されました。

そこでイスラエル人を国際交流員として登用したのがきっかけで、
イスラエルからの観光客が年々増えてきたという背景があるようです。

それらの反響を受け、
岐阜・福井・石川の5市町村が連携して観光誘致に乗り出しました。

「千畝ルート」(仮称)として、敦賀や高山、葉乙などを巡る観光ルートを計画。
高山市では、ヘブライ語(イスラエルの公用語)で
作成した観光パンフレットを設置したり、
イスラエルのテルアビブで開催された旅行博覧会でPRするなど、
独自の“インバウンド対策”が進み出したようです。

“インバウンド対策”というと、まず「英語・中国語・韓国語」と連想しますが、
その地域特性を改めて見直すことで、
型にはまらない、“その地域独自のインバウンド対策”が見えてきます。

今回のように意図せず特定エリアからの外国人観光客が増えていたという例もありますが、
地域特性を活かした特定エリアからの観光客を誘致する“しかけ”を創ることも1つです。