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前回の「訪日客2000万人突破!」の記事でも書きましたが、
最近は個人個人で電車やバスなどの公共交通機関を使って
旅行を楽しむ訪日客が増えています。

そこで気になるのは、
ベビーカーや大きなスーツケースを抱えて
駅の階段を一生懸命降りる家族連れの訪日客の姿。


特に観光を終えての帰り路は大量のお土産袋や箱を抱えて、
本当に空港までたどり着けるのだろうか…と心配になる程です。

先日も、訪日客と思しきアジア系8人3世代家族が、
駅の階段で汗水を垂らしながら何往復もする姿が…。
それぞれの荷物を妻と夫が抱え、次にベビーカーを担ぎ、
さらには年老いたご両親の荷物を…と順番に運ぶ姿を見ていると、
(エレベーターの場所を教えてあげようか…
それとも途中で伝えたら改札も遠くなるしややこしいだろうか…)
と迷う場面がありました。

こちらの勝手な想像ではありますが、大所帯3世代での海外旅行。
海外旅行経験の少ない老夫婦、
家族の中心となって引っ張っていかなくては!と張り切るお父さん、
赤ちゃん連れで不安も多いお母さん、
その心配とは裏腹にはしゃぎ回る他の子どもたち…と言ったところでしょうか。

「日本は階段が多くて大変だ。。。」なんて印象を持たれては大変。

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私も子どもを持つ親の立場として、
駅や施設内でのエレベーターの位置、導線を認識しているかどうかで、
目的地までのストレスが大きく異なることをよく知っています。

後付けでエレベーターが設置された駅も多く、
長いホームに対して随分端まで歩かされることもしばしば…。
それでも、やはり子どもを乗せたベビーカーを抱えて
階段を登り降りすることは危険ですし、大変です。

最近は、駅や商業施設・遊園地などでも、
授乳室やおむつ替え用のベビーシート、子ども用トイレなどが充実してきました。

私も子どもを連れて出かける際は、どれだけ子連れ向けのサービスが
整っているかをチェックしてから行き先を決めています。

せっかく充実してきたそのようなサービスを、
訪日客のママたちはどれだけ活用できているのだろう?と疑問に思います。

 

国内外問わず、全ての利用客がストレスなくサービスを受けらるように、
エレベーターや多目的トイレ・授乳室などの案内表記を充実させる必要があります。
ピクト表記によるノンバーバル表記を採用することもひとつです。

でもやはり、基本は私たち一人ひとりがそのような訪日客の視点に立って、
ニーズを捉えた声がけを行うこと、が求められるように思います。

小さな子どもや年老いた両親を思い遣る気持ちはどこの国も同じ。

 

期待に胸を膨らませ日本に訪れた訪日客が、充実した各サービスを活用し、
ストレスなく旅行を楽しめることを切に願っています。